今回はハロートレーニングを受けようしたときの体験談を記載します。
ハロートレーニングとは?
ハロートレーニングとは希望する職業に就くために、必要なスキルを習得することができる公的制度で厚生労働省の政策になります。
ハロートレーニング(厚生労働省のページにアクセスします。)
障害者訓練も行っており、企業や民間教育訓練機関への委託訓練も行っております。
私は千葉県の委託訓練を受けようとしました。
どんな訓練が受けられるのか?
千葉県の場合では以下3種類のコースによる訓練を受けられます。
- PC技能取得コース
- 作業実務コース
- 企業実践コース
このコースのうち私は企業実践コースを受けようとしました。
企業実践コースって?
企業実践コースは企業に実際行って実習を行うコースになります。
千葉県だと以下リンクのような企業で実習を行えます。
委託訓練リーフレット(千葉県のホームページへのアクセスになります。)
リーフレットにはどのような訓練を行うか記載がありますが正直内容は実態とあまりあっていない印象を受けました。
受けようと思った企業に見学へ伺った際に企業の方か「うちは手取り足取り教えたりはしないで本当にリハビリレベルで行います」と言われました。(個人的にはそれはそれでよかったのですが)
なので興味を持った場合は見学に行って実態を確認するのが良いです。
申し込みをするには
申し込みをするには以下の3つの書類を提出します
- 障害者委託訓練受講申込書
- 障害者手帳の写し、または公的機関による障害者であることの証明書等
- 医師の意見書
書類の提出先は原則、住所を管轄するハローワークになります。
あくまでも提出先なので千葉県の企業で訓練するのにすんでいる住所が千葉県である必要は無いです。
実際に私は千葉県には住んでいませんが申し込みはできました。
訓練開始までの流れ
申し込みをしたらすぐに訓練を開始するわけではなく以下3段階の審査がありすべてに合格しなければなりません。
- 書類選考
- 1次面接
- 2次面接
書類選考について
書類選考については何を基準で選考されているかよく分かりませんでした。
ただ、申込書には何故この企業で訓練を受けようと思ったか志望動機を記載する欄があったので、志望動機が明確であれば問題ないのかなと思います。
1次面接について
1次面接はリーフレットには支援機関(就労移行支援事業所等)または障害者高等技術専門校で実施と記載されています。
私は障害者高等技術専門校から担当の方が就労移行支援事業所に来て、就労移行支援事業所で面接をしました。ちなみに日程調整などのやり取りは間に就労移行支援事業所の支援員が入って対応してくれました。
面接は私、障害者高等技術専門校の方、就労移行支援事業所の支援員の3人で実施しました。
内容は私自身のこと、志望動機(申込書に記載した内容で問題ないです。)、就労移行支援事業所への通所状況(いつから週にどれくらい通っているか)を話しました。
合否はリーフレットには郵送で通知と記載がありましたがこのときは面接終了後すぐに合格と口頭で伝えれました。(後日、自宅に郵送で通知も来ました)
2次面接について
2次面接は実際に訓練を行う企業の方との面接になります。
場所も企業に行って行いました。
面接は私、企業の方2名、1次面接で面接した方、就労移行支援事業所の支援員と実施しました。
内容は1次面接での内容と企業の方2名からのするどい質問でした。
聞かれたことは、発症の切っ掛け、前職でどれくらい残業していたか、通所半年で訓練を受けるのは早くないか等を聞かれました。
結界としては発症の切っ掛けが不透明だったことと、ストレス的負荷をかけた訓練をしてないのでまた同じようになるのではないかと言われ辞退となりました。
終わりに
ハロートレーニングの説明と面接での体験談を記載しました。
企業実習先の候補としてはありだとは思いましたが、リーフレットの内容が実態とあってないので興味をもった場合は見学はしたほうが良いと思います。(基本的には一度見学に行ってから申し込むそうです。)
また、私が行こうとした企業の求めるレベルが高かっただけで全部が全部この記事の通りでは無いと思います。
それではまた次の違う記事で
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