障がい者のトライアル雇用で得られる給料は? 体験談から解説

どうも、なるです。
今年の1月からトライアル雇用で働きだして6ヶ月。

期間中は休んでしまったこともありましたが、業務に積極的に取り組んだ結果
無事に会社から契約更新されました!!(^^♪

さて、トライアル雇用に興味を持っている障がい者の方の中には、給料について不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

今回は、トライアル雇用における障がい者の給料について、求職者側の目線で詳しく解説します。

トライアル雇用とは?

トライアル雇用とは、障がい者の方が企業で実際に業務を体験し、双方が合意した場合に雇用契約を締結する制度です。期間は最大6ヶ月で、雇用主トライアル雇用制度助成金を受けられるため、障がい者を雇いやすい制度となっています。

6ヶ月の間にどのような仕事に適性があるのかを企業側が判断したり、求職者側も働きやすい環境なのか?自身が望んだ配慮事項以外にどのような配慮をしてもらえそうなのかを判断できたりします。

トライアル雇用の給料は?

以下は、厚生労働省が公表している「令和5年度障害者雇用実態調査結果報告書」の精神障害者の労働時間別平均賃金になります。(手取りではなく支給額です。)

引用元:令和5年度障害者雇用実態調査結果報告書 厚生労働省

通常(フルタイム)の場合だと平均19万3000円となっており、私の場合はこれよりは多く貰えております。ただ、知り合いは15万前後とも聞いたことがあるので、入社までの経歴や企業によると思います。

また、私の場合は賞与も支給されましたが、トライアル雇用期間中は試用期間とみなされるため、賞与各種手当が支給されない場合があります。

トライアル雇用の体験談

私はうつ病ということで精神障害者として、トライアル雇用でフルタイムで入社しました。
SEとして入社したものの入社直後は事務系の作業を与えれました。
事務系といってもコミュニケーションが必要な作業で軽作業のような簡単な作業ではありませんでした。
その後、事務系作業の頑張りが評価され、今はSE作業としてシステムの画面作成の作業をやらせていただけてます。

ただ、作業内容については人を見て判断しているようにも見受けられました。

長く働いたことがあって仕事には自信があるという方はトライアル雇用も選択肢として有りだと思いました。

トライアル雇用で正式採用されるためのポイント

トライアル雇用で正式に採用されるためには、以下の点に注意することが大切です。

  • 出退勤を安定させる
  • 与えられた業務はしっかりこなす

出退勤を安定させる

うつ病などの精神障害を持たれた方はここを気にされます。
遅刻、欠勤がないように心がけ、休暇は事前に申請するようにしましょう。

そのためにも自身の障がいについて理解を深めておきましょう

与えられた業務はしっかりこなす

もしかしたら、入社直後は自身がやりたいと思っていた仕事とは違う業務を与えられることもあると思います。
それでも、まずは与えられた業務をしっかりこなして評価されることが大切です。
逆に評価されていない状態で自身の希望を伝えると悪い印象を与えかねないです。

トライアル雇用を利用する場合の注意点

トライアル期間も経歴になる

トライアル期間も職務経歴となります。
なので、期間終了後に企業側から断わられれしまった場合は経歴に傷がついてしまいます。
このあたりはミスマッチにならないように気をつけたいです。

まとめ

トライアル雇用は、障がい者の方が企業で実際に業務を体験し、自分に合った仕事を見つける ための 良い機会です。

給料については、企業や自身の経歴次第ですが障害者雇用で貰える金額としては良い方なのかなと思います。

トライアル雇用制度を活用して、ぜひ希望の仕事を見つけてください。

以上、なるでした。

参考情報

厚生労働省 令和5年度障害者雇用実態調査結果報告書

厚生労働省 障害者トライアル雇用

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