「エンジニアなら知っておきたいシステム設計とドキュメント」を読んでみた

今回は「エンジニアなら知っておきたいシステム設計とドキュメント」を読んでみたレビューになります。

どんな本?

なぜシステム設計をするのか、設計書にはどのようなことを記載するのか、設計書の種類はどんなものがあるかが記載されていました。

読んでどうだったか?

正直に言ってしまうと設計書はこう書いたほうがいいという具体的な内容を期待していたのですがあまりそのあたりについては記載がなく、本の著者が所属している会社の製品を宣伝するための本という印象を受けました。

ただ、1点興味を惹かれたところがあり、モジュールの関連がわかるように設計書を書く必要があるがそれにはメンテナンスが大変でありWordやExcelでの作業では無理があるということについて触れていたことです。

モジュールの関連とはどういうことかと言えばAテーブルからデータを取得するB画面があったとする。
データを取得することをB画面の設計書には記載していたがCRUD図には記載を漏らしてしまうなんてことはあるあるだと思います。(要は1か所の修正が他にも波及するパターン)

このような漏れをなくすために「うちの製品おすすめですよ」という印象を受けましたが、確かにWordやExcelなどの人力作業でメンテナンスは大変なので設計書作成用の製品を利用するということは選択肢にあってもいいのかなと思いました。

まとめ

本の内容自体は期待とは違った内容でしたが、新たな気づきは得られたと思った本でした。

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